原発に頼らない、自然エネルギーの電気

 6/22、再生可能な自然エネルギーについての学習会(講師:ノンフィクションライター高橋真樹氏)に参加しました。電力自由化から3年、切り替え率は約15%。切り替えない理由は、「現状で満足」、「よくわからない」、「めんどう」、が多いそうです。

一方で、原発に頼らない自然エネルギーの小売を目指す自治体も増えてきました。参加者の中にも「替えたのは原発反対の意思を示したかったから」という方が多数でした。

送電線は電気の調整池で、契約していない発電所の電気を使うことはできないことになっています。

契約(小売り) → 発電 → 送配電の仕組み

「自然エネルギー」をうたっていても優良な企業とは限らない。急斜面の太陽光パネルが豪雨で崩落

 電力が原発由来であったり、温暖化を進める化石燃料を使っていることに気づいている人はまだ少ないのが現状です。食品と同じく、原料やつくり方がわかること、持続可能であることが大切です。自然エネルギーに切り替えても電気料金はそんなに変わらないという、コストがかかるのに利益が少なめの料金設定も、多くの方に選んでもらいたいという思いが伝わります。エネルギーをただ「消費する」のではなく、自然エネルギーをともにつくる「参加者」となる人をがもっと増えるよう、働きかけたいと考えます。