デイサービスさくらでの研修〜利用者が主体的に選択・決定するために〜

能登半島地震に対し、何かできることはないかと、全国訪問ボランティア ナースの会(キャンナス)に登録したところ、輪島の福祉避難所へ3月24日の週に行くことになりました。輪島の福祉避難所はキャンナス災害支援チーム(医療法人社団オレンジ、NPO法人ぐるんとびー)で運営されています。発災直後から、刻々と変化する状況へ対応している現場で少しでも役に立てるように、デイサービスで研修をさせていただけることになりました。
大場町みんなのいえ わたせハウスは、デイサービスさくらと0〜2歳の子どもたちの保育室(大場りとる・ピッピ)がある、アットホームな場所。今日は月に一回の歌声サロンの日で、子どもたちのかわいい姿にみんなニコニコでした。歌うことは、呼吸機能や筋力の維持・向上にも良いですが、ピアノの生伴奏に合わせて利用者もスタッフも、歌や音楽を楽しむ、この時間の共有が大事と感じます。
年を重ねたり、疾患やケガのために介護が必要になった時、何を支えたら、その方の生きたいような生き方、暮らしができるのか。利用者さん主体で、選択、決定ができるかかわり方、思いを表出しやすいコミュニケーションの取り方について研修で学んでいきたいです。