本牧市民プールについて(12月20日常任委員会その2)
横浜市本牧市民プールについて 市民局
本牧市民プールはPFI事業で再整備が進み、2023年7月にオープン予定です。今回、本牧市民プールの利用料など審議しました。
本牧海岸(本牧市民プール近辺)は、かつては遠浅の海岸で、海苔の養殖、魚貝を採るなど半農半漁を営む村がありました。ペリーの来航、第二次世界大戦、そして戦後は根岸湾臨海工業地帯の造成が進む中、本牧海岸も埋め立て計画地となりました。地元からは海がなくなることへの反対もありましたが、最終的には横浜市の発展のためにと同意を得て、1969年7月地元住民への海の代替施設として本牧市民プールがオープンしました。老朽化のために2016年に閉園しましたが、26億円で再整備をすすめており、2023年に7月に開園予定です。
施設が新しくなったこと、物価変動を加味した料金設定が必要であるのは理解できますが、中学生料金が新設されるなど、大人ひとりと子どもひとりの利用では前回の約2倍になっています。2016年に本牧市民プールが閉園してから、感染症の流行など社会情勢も大きく変わりました。他の市内のプールでは、2時間以内の利用で大人400円、こども100円と短時間利用ができる施設もあります。市民が利用しやすいように短時間利用も検討できないか質問したところ、「利用料金については事業者からの提案。昼間の短時間利用など事業者にも伝えて検討進めたい」と答弁がありました。多額の税金で再整備を進めてきた本牧市民プールですので、より多くの方が利用できる施設になるよう、働きかけていきます。