核抑止で平和は維持できない
広島に原爆が投下されて77年、今朝、子どもたちと広島平和記念式典の中継を観ました。世界各地では紛争や武力行使により、亡くなられた人、今も命の危機にさらされている人たちが多くおり目を逸らすことはできません。食糧やエネルギー、環境問題……私たちの日常、身近なくらしと繋がっていることも、子どもたちも実感しているところです。「平和ってどういうこと」、「どうしたら戦争は起こらない?」、去年までとは違って、日常的に子どもや子どもの友人たちとそのような話題になる機会が増え、その時は子どもたちの話を聴き、一緒に考えます。脅しや暴力では何も解決しないこと、意見が違う相手ともきちんと話をすることが大事、と子どもたちの中からいろんな思いが出てきます。
ウクライナをめぐる問題で、核抑止で平和は維持できないことが明らかになりました。だからこそ、私たちは武力に頼らず対話を重ねることを大事にしたい。身近な人とつながりをつくる、市民参加を広げること。この地道なアクションから平和な地域、世界をつくっていけると考えます。