子どもと参加した、かながわ朝鮮学校交流ツアー2021

かながわ朝鮮学校交流ツアー2021(オンライン)に、子どもたちと参加しました。学生のみなさんが学校の紹介をしたり、権利問題についてまとめたものを発表する時間、遠藤正承氏の「日朝関係史を学ぶ」、参加者との意見交換など、オンラインが活かされ70人以上の参加がありました。

朝鮮学校は、高等学校等就学金支給制度、幼児教育・保育の無償化の対象外で、県の学費補助金も打ち切りになっています。政治や外交の問題と根深い差別や偏見が背景にあり、同じ日本で育つ子どもたちの人権や教育を受ける権利が守られていません。街頭での無償化の適用を求める署名活動で心ない言葉をかけられても、「対話や心の交流こそが大事」と考える姿勢や、「存在を知ってほしい、いろんな日本の学校と交流したい。その話し合いの中でわかちあっていくことが大事」という言葉が胸を打ちます。大人も子どもも、一緒に考えることから共に生きる社会に変えられる。次回は更に、新しい参加を広げたい。