カジノについて、一人一人が考えられるように

横浜未来アクションのメンバーと、カジノについて考えるミニフォーラムを開催しました。参加者は仕事終わりのお母さん、お父さん。大人12人、子ども18人のワイワイにぎやかな会になりました。

今回のフォーラムは「カジノはいらない、でも、よくわからない」という声に応えて企画しました。

フォーラムでは、糸数けいこさんの公式Youtube「カジノの町はいま’09」の韓国カンウォンランドの動画を観たり、どうして議会では4億円の補正予算案が通ってしまったのか、議会のようすや国の動きについても情報を共有しました。市長が言う、IR区域内での消費額4500億から7400億円という数字は、横浜市の観光消費額3600億円(2018年度)を上回る数字。増収効果820億から1200億円は横浜市の法人市民税539億円(2018年度)を超える額です。1ヶ所のIRで本当に賄えるのでしょうか。この裏にどれくらいの負け続ける人、ギャンブル依存症、治安悪化、たくさんの社会的コスト。参加者からも、「カジノの恐ろしさを改めて感じた。カジノなしの経済成長をめざすべき」と意見が出ました。

横浜では「カジノはいらない、つくらせたくない」という様々な声があがっており、プロセスは様々です。しかし、「カジノはいらない」という目標は同じです。そのパワーが無駄にならないよう、協力するにはどうしたらよいか考えます。これからも、情報共有する場をもち、一人一人が考えるきっかけをつくります。