基地は身近にあり、恒久化させてはならない

「ピースリングツアー横浜・横須賀コース」に参加しました。横浜ノースドック、小柴貯油施設跡地、逗子池子住宅、横須賀海軍施設を巡りました。神奈川県は沖縄県に次ぐ、第二の基地県です。

ヨコスカ平和船団の方のガイドで横須賀軍港を小型ボートで巡りました。ものものしい軍艦、そして、原子力空母ロナルド・レーガンの近くでは、米警備艇に警笛を鳴らされ、ドキリしました。

空母の海外母港は横須賀だけで、戦闘能力と修理能力をあわせもつ海外母港は他になく、端から見れば日本が好戦的であると捉えられてもおかしくない状況です。

軍機の墜落、落下物事故、貯油施設の爆発火災事故と、基地の周りで起こった暴行事件、殺人事件の数々。遭遇した人、家族にとっては確率の問題ではなく、0か100かの問題です。基地があるからこそ、起こった痛ましい数々の出来事や、原子力の脅威にもさらされる日常は他人ごとではありません。基地は恒久化させてはならない問題で、沖縄にも、神奈川にも、日本のどこにも要らないと訴え続けます。

 

1984年、池子の森自然公園を米軍住宅地にする計画に対し、住民が反対運動を起こし、市長はリコール。米軍住宅建設反対派の富野市長が誕生し、阻止された。