いただきますでつながろうVol.2
「オモニ会」交流企画
いただきますでつながろうVol.2(主催:神奈川ネットワーク運動・青葉)
に参加しました。会場22人、オンライン3人のたくさんの方が来られました。歴代のオモニ会の会長、副会長が来てくださり、多い時には1600袋ものキムチの仕分けをしている話や、朝鮮料理、水キムチの作り方なども教えていただきました。そして朝鮮学校のミレ(未来)プロジェクトのお話、朝鮮学校についての思いなどを伺い、胸が熱くなる2時間でした。
神奈川朝鮮学校 のオモニ会のキムチのカンパの取り組み。キムチが美味しくて、ファンが都筑区 にもたくさんいますが、どうしてこのカンパがあるんでしょうか。
2010年以降、朝鮮学校は「高校無償化」制度から各種学校の中で唯一はずされ、自治体による補助金削減も相次ぎました。神奈川県、横浜市も朝鮮学校への補助金を中断、高校無償化、幼保無償化、コロナ補助金の対象外など、不当な差別が続いてきました。今国会でも自民党・公明党と日本維新の会が合意した「高校無償化拡大政策」から全国の朝鮮学校は除外されたままです。その理由に知事は、北朝鮮の核・ミサイル問題や拉致問題をあげますが、朝鮮学校の子どもたちとは関係がないことは明白ですし、そもそも教育には政治的問題は介入してはならないはずなのに、根深い差別や偏見で、朝鮮学校の子どもたちが教育を受ける権利が侵されたままです。
当時、 神奈川ネットワーク運動 の県議だった若林ともこさんは、議会ではネットは1議席で、大きな力を持つことはできないけれど、市民活動と連帯し、アクションできる!と活動してきた話をされました。これまでのビビンバネットと学習会や、学校訪問ツアー、キムチのカンパなど、多文化共生について一緒に考える機会をつくってきたこと、これまで活動に関わってきた参加者のお話や、#トングラミ (川崎朝鮮初級学校・幼稚園の子どもたち50人に月2回給食をつくるボランティア)の活動、毎月、県庁前での「月曜行動」など、たくさんの課題がまだまだあって、子どもたちの青春の時間も費やされていること、権利侵害をなんとか変えていきたいと改めて思いました。
今日たくさんの方々の思いを受けて、市民ひとりひとり、連帯すれば大きな力になることを実感しました。ネット・つづきでも引き続き考えていきたいし、共有していきたい。