「若者核兵器禁止条約活動と若者の実践に学ぶ」 〜 第50神奈川ネットワーク運動総会 〜
第50神奈川ネットワーク運動総会
総会企画は、「若者核兵器禁止条約活動を若者の実践に学ぶ」
国際会議や議員面会など核廃絶に向けた行動を広げるKNOW NUKES TOKYO共同代表で、大学生の高橋悠太氏。とてもわかりやすいお話しの中、ハッとする言葉が。
【問われるから考える】
日本政府が核兵器禁止条約(TPNW)の批准について、複数の国会議員が「わからない」、「党の方針」と回答(面談をしてもらえないことも少なくない)。しかし、そこで「核兵器禁止条約の何が課題か、障壁となっているものはなにか」と問いかけることによって、相手がようやく考えてくれ、対話につながる(ソクラテス的)。
【核爆弾は一発だけで終わることはなく、必ず応酬が起こる】
1月に横浜ノース・ドックに米軍の小型揚陸艇部隊(13隻の船舶、280人で編成)を設けることが報道されました。軍事対軍事では、平和を守ることはできません。ウクライナ、ロシアをめぐる問題でも、原子力発電所も「核」とみなされました。核兵器が1発でも使用されれば、応酬が必ず起こり、核の脅威を核兵器によって抑止するという安全保障は成り立ちません。国家間の安全保障の問題だけではなく、生命や安全、気候危機に関わる大きな問題です。神奈川ネットワーク運動は北東アジアの非核兵器地帯を実現するために、地域で、お互いの人権を尊重した交流を行ってきました。平和と非核化にむけて市民社会からの力を活かした活動にこれからも取り組みます。
青木マキさんの、「今こそ私たちローカルパーティの出番!」という言葉に、本当にそうだ!と思う。地域の課題を聴き、制度をつくり変えていく。2期8年で変わり合うことはいつも大変ですが、参加を広げ、市民政治をすすめ、平和な社会に変えたい。