介護保険ミニフォーラム 〜介護保険相談会〜

「介護保険料払っているけど、将来本当に使えるの?」、「なかなか地域ケアプラザに相談にいくにはハードルが高い」、さまざまな声にこたえて、地域の介護従事者、ケアマネさんに参加していただき、zoomでミニフォーラム「オンライン介護相談会」を開きました。子育て世代の方々の参加も多く、全員で14人。ケアマネさんから、介護保険の現場や事例の紹介があり、介護保険制度って何?という話から、「ケアマネさんに聴きたいのだけど、どこの自治体が充実していると感じる?」、ケアマネさんからは横浜市はサービスも充実していて、事業所も多く、従事者も多いから選びやすいのではないかという回答。

93万人もの高齢者が暮らす横浜市。「住み慣れた地域で自分らしく暮らしていきたい」という希望を叶えるためには、在宅生活を支えるヘルパーさんの仕事の内容をきちんと評価し、仕事に見合った報酬体系(基本報酬のup)にしていくことが、人手不足の解消にもつながると考えます。訪問介護ヘルパーの高齢化の問題も深刻です。横浜市でもこれだけ深刻なのだから、他の自治体ではもっと介護保険制度が崩壊の危機に瀕していのでは……。

会の最後にはこれまでの横浜エリア連携協議会、横浜ユニット連絡会の市民政策提案をしてきたこと、継続して声をあげ続けてきたことを共有しました。「子育てと同じで、あるべき論ではなく、どうしたいのか。そのためにはどう準備していくのか…が大切なんだと思いました」という感想を寄せてくれた友人。人を支える人の基本的な姿勢として、ご本人を中心に考えることは高齢者、子どもたち、どの世代の誰にとっても何より大事。そのために変えていかないといけないことがたくさんある。