選挙3日目 自分で働き方が選べる社会に

横浜市議会議員86人中、女性議員は15%の13人です。世の中の半数以上は女性ですが、これでは市政に女性の声、生活者の声が反映されない。

「育児休業は6ヶ月。もっと赤ちゃんと一緒にいたい」、「0歳の方が保育所に入りやすいから、入れるうちに入れたい」。一度離職すれば、小さい子を抱えての再就職は難しい状況です。先日の朝日新聞に「(子どもと過ごす時間を増やしたい)と考えた父親がキャリアを諦めなければならない、収入が減る」という記事がありました。

私の病院では、4週8休、夜勤、日勤が入り混じった勤務体制で、私はそれが普通、定年までこの働き方だと思っていました。育児休業の間は夜寝て朝起きる生活で、体調も安定しています。年を重ねると、だんだん身体的に辛くなるだろうな、仕方ないな、という考えでした。渦中にいると、自分の立っている場所がスタンダードで、外に目がいかず、情報も限られます。

例えば、看護師も、同一労働同一賃金で、子どもが小さいうちは短時間で働く社会になれば「5年ぶりの注射です」なんてことは減るのでしょう。少しの時間でも働き続けられるような制度が浸透すれば、潜在看護師は減ります。

人口減少とともに、労働人口も減少します。その人のライフステージに合わせ多様なスタイルで就業する、労働者側からの働き方改革をすすめます。