成人の日、おめでとうございます。

新成人の皆さま、ご家族の皆さま、おめでとうございます。
去年のハレノヒ騒動もあり、今年はお母様、お祖母様の着物をリメイクして成人式に臨まれる方が多いと聞きました。
 
私が成人の日を迎えた時、久しぶりに地元の友人に会える嬉しさ、普段は着ない着物を着ておでかけするウキウキした気分と、漠然とした不安がありました。当時は大学2年生。これから社会に出ることに対しての漠然とした不安、今までは親に頼っていたけれど1人の大人としてやっていけるのかという思いがありました。1人の人間として自立できるのかという不安がありました。
 
私は、大学卒業後、社会人経験をした後、看護師になりました。看護学生時代は社会人をしている同級生から遅れをとっている気がして、焦る気持ちも経験しました。今となってはまわり道をした分、得られたことの方が多いです。本当にやりたいことを見つけたら、やる意味があると思います。成人式からちょうど20年。当時の私には「1人で全部やらなくても大丈夫だよ。まわりに助けてということは逃げることではないよ。」と声をかけたいです。
 
晴れ着を着て成人式に向かう、綺麗なお姉さんを見た娘は「かわいい!すごい!」とはしゃぎ、「お母さんは何色の着物だったの?あと何年したらわたしも成人式なの?」と言っていました。長女が成人式を迎えるのは15年後です。
 
15年後の横浜は子どもたち、市民にとって住みやすい社会になっているでしょうか。子ども、高齢者、障がいがあっても、持病があっても、暮らしやすい社会でしょうか。ゴミは削減され、緑の多い横浜でしょうか。
 
みんなが暮らしやすく、いつまでも住んでいたいと思えるように地域で活動を頑張ります。
 
平田いくよ
 

2017年成人式(横浜アリーナ)